
1994年の米国におけるブラウザーの商業化から始まったWeb1.0時代も、ブログ、SNS、メタバース空間などの大量のCGM(Consumer Generated Media)が主役であるWeb2.0時代へと大きく変貌を遂げました。そして今、インターネットの主戦場がNonPC端末に大きく移行するに伴い、「ポストWeb2.0時代」ともいうべき新しい時代を迎えつつあります。
Web1.0時代は、主として「企業カタログや企業パンフレット」である大量のホームページの中から、目的のサイトを「如何に早く探すか?」というニーズに対して「検索エンジン」がWebの情報処理において中心的な役割を果たしました。
しかしながら、「個人の声や意見、あるいは表現の集大成」である大量のCGMの台頭で全く新しいニーズが生まれてきました。つまり「この事柄について皆がどんな評価をしているのか?」とか「このジャンルで今どんなことが話題になっているか?」などというニーズです。
これは企業のマーケッターやPR・IR担当者というプロフェッショナルだけでなく、ブログを書くことがないような一般消費者も非常に関心のある情報であるため、潜在的に非常に大きなニーズがあると考えています。
このような大量のCGMの出現に伴って生まれた上記のようなニーズを満たすためには、従来のキーワード検索サービスで行われている「形態素解析」(単語の品詞解析)による単語単位のWebページのインデクシング(構造化)ではなく、言語学的にも形態素解析の上位レイヤーにある「構文解析」(文の構造解析)によるインデクシングを行う必要があると当社は考えています。
このような背景下、当社は口語調の日本語構文解析に強みを発揮する独自開発の「機能素解析アルゴリズム」をベースにしたリアルタイム構文解析処理による「ブログ評判解析データベースBuzzTunes™」を国内最大級のクロール規模で運用、各種連動サービスを提供しております。
更に世界的に、インターネットの主戦場がPC端末からモバイル、家電、カーナビなどのNonPC端末に移行しつつありますが、それに伴って、PCのような大きな画面やキーボードが使用できない状況下でも、如何にして快適なインターネット・アクセスを実現するかという問題が生じつつあります。
この問題の解決のためには、従来のリンクポピュラリティを活用した検索エンジンに代表される「ホームページナビゲータ」ではなく、CGM内の評判や相性から利用者に最適なリアルなモノや人を推奨する「メタデータナビゲータ」の登場が必要になりますが、世界一複雑と言われる日本語で培った当社の言語解析テクノロジーがその普及に大きく貢献できるのではないかと考えています。

当社は、「ポストWeb2.0時代」を切り開くThe Metadata Navigator Companyとして日本から世界に向かって新しい価値創造を提唱していきたいと考えております。
今後ともC2cubeのMade in Japanテクノロジーが作り出す新たなサービス群にご期待ください。
C2cube株式会社
代表取締役兼CEO 内田善久